【分析処理の並列化】 分析処理は,変換処理が出力した結果ファイルを基に,顧客に合わせた分析レポートを出力する。従来は,1 台のサーバで全ての処理を逐次実行してきた。処理 1 件当たりの処理時間は,顧客からの処理要件や,データの種類や量によってその都度異なるが,最短で1時間,最長で3時間である。 分析処理の時間を短縮するために,分析サーバを 3 台用意し,処理を並行して実行することにした。ただし,各分析サーバに割り当てられた処理は逐次実行し,1 件の処理を複数のサーバに分散して実行することはない。複数の処理を 1 台のサーバで並行実行することもない。 3 台の分析サーバに処理を割り当てる方法として,方法A と方法B を考えた。

本文中のaに入れる適切な数値を答えよ。答えは,小数第 2 位を切り捨てて,小数第 1 位まで求めよ。

【分析処理の並列化】について,(1)~(3)に答えよ。 (1) 本文中の下線①について,15 件の分析処理を行う場合,分析サーバごとの処理時間の差は最大で何時間になるか。数値を答えよ。

(2) 本文中のbに入れる適切な字句を10字以内で答えよ。

(3) 本文中のcに入れる適切な数値を答えよ。

【システム構成の検討】について,(1)~(3)に答えよ。 (1) 本文中のd,eに入れる適切な字句を解答群の中から選び,記号で答えよ。

(2) 本文中のfに入れる適切な式を答えよ。ここで,ネットワークの稼働率は1とする。

(3) 本文中の下線②について,ファイルサーバの稼働率を高めるための対策として適切なものを,解答群の中から全て選び,記号で答えよ。